つまり何したの?
転職祝いにアメリカにいる友達からいただいたJETSON NANO DEVELOPER KITの開封の儀をした。
まだ動かしてみたってだけなので、自分のハマりどころの紹介程度。
事前に送ってやるやで!と言われていたもの、忘れた頃に届いたのでちょっとうろたえた。
JETSON NANO DEVELOPER KITとは?
メイカーや組み込みエンジニア向けに作られたモダンなAIを動かすプラットフォーム
具体的には Maxwellの128 Coreが搭載されていて、CPUもクアッドコアのARM A57。
メモリは4GBとちょっと心もとないけどこのサイズにしては強い。
サイズ的にもかなり小さくて、結構パワーがあるらしい。
見ての通り、基盤のサイズからするとかなり大きいヒートシンクがついていて、
このあとの作業をしているとちゃんと暖かくなった。
外部入出力もかなり充実していて、USB 3.0が4本でていたり、
GPIO,I2C,I2S,SPI,UARTとRaspberryPiでお馴染みのもちゃんとある。
通信はGigabit Etherもあるし画面出力のためにHDMI出力もあるのでかなり手は出しやすいと思う。
ただ、Raspberry Pi 3で無線に慣れていると無線モジュールがなくて不便に感じるので別途調達しようと思った。
何から始めたら良いの?
持ってなければ買い出し
microSD card 最小16GBと書いてあるけど64GBくらいあっていいと思う
Micro-USBに電源供給できるAC−USBアダプタ
HDMIかディスプレイポートがつながるディスプレイ
※ハマりどころ: あまり解像度が高いとリソースを食うのでそこそこのやつでよい(4kモニタにつないでいたら何も計算してないのにかなり熱くなった)
USBキーボードとマウス これから焼くOSイメージはUbuntu デスクトップをJETSON NANO向けにカスタマイズしたものなので、マウスもあったほうが楽。
※ハマりどころ: HHKBのような電源を結構食うキーボードをつなぐと電源不足で起動途中で落ちることがある(5V,2.4AのAC−USBアダプタ使用時)
周辺機器と電源をつなぐ
紙の土台のようなものがついていて、適当な机で短絡しないようにしてくれている。
スペーサをつけよう。
初回インストールのもろもろ
Ubuntuをインストールするときとだいたい同じなので、
インストール自体は問題なく進む。
無事(※)起動しました。
※ハマりどころ: 最初電源不足で何度も起動できず、SD焼き直したりしてたら1時間溶かしました。
次は何するの?
Hello AI Worldに入っていた2日間のデモプログラムをいろいろ触ってみようと思う
github.com
ただ、今のままだと何かと不便なのでちょっと使いやすくする工夫を次回やる。