EnsekiTT Blog

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RaspberryPiにディスプレイをつけましょうよって話

こんにちは、えんせきです。
Alexaとの生活に慣れてきたのですが、ほかのIoTデバイスと暮らしてみたくなりました。
浮気じゃないです。技術的な興味です。

つまりなにしたの?

5000円(買った時)の5インチのHDMIディスプレイをRaspberryPiにつけた。ただこのディスプレイ傾けると全く見えないので、使い方によっては注意が必要。
iPhoneとかのディスプレイって凄いんだなぁ(こなみ

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HDMIディスプレイはこちら

背面にRaspberryPiをつけられるようになっているし、ディスプレイに電源を繋げばPiにも給電された。

箱はこんな感じ

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中身

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ドライバの入ったCDとディスプレイ、オスオスのHDMIコネクタ、タッチペンが入ってた。

背面

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こんな感じになっていて、RaspberryPiのピンを刺す場所がある。これを刺すと、電源供給とタッチペンによる入力ができるみたい。
刺さないでも動くけどその場合はHDMIコネクタは使えない。

電源入れればいきなり使えた

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デフォルトだとバックライトがオフになってて、最初壊れているかと思った。

ドライバのインストール

WiFiとかLANケーブルを繋いで、SSHできるようにしておくと便利
ぼくはRaspbianにインストールした。

SDカードのconfig.txtに設定を書き込む

これは普段使っているパソコンでやる。

# --- added by elecrow-pitft-setup  ---
hdmi_force_hotplug=1
max_usb_current=1
hdmi_drive=1
hdmi_group=2
hdmi_mode=1
hdmi_mode=87
hdmi_cvt 800 480 60 6 0 0 0
dtoverlay=ads7846,cs=1,penirq=25,penirq_pull=2,speed=50000,keep_vref_on=0,swapxy=0,pmax=255,xohms=150,xmin=200,xmax=3900,ymin=200,ymax=3900
display_rotate=0
# --- end elecrow-pitft-setup  ---

起動してドライバをインストール

ドライバをダウンロードして実行するだけ

sudo apt update
sudo apt install git
git clone https://github.com/Elecrow-keen/Elecrow-LCD5.git
cd Elecrow-LCD5
sudo ./Elecrow-LCD5

タッチスクリーンのキャリブレーション

sudo apt-get install -y xinput-calibrator
startx

メニュー(ラズパイマーク)→Preference→Calibrate Touchscreen
指定される点をタッチする。タッチペンを使ったほうが良い。
リブートする。
/etc/X11/xorg.conf.d/99-calibration.conf
が出来上がるのでコピーして保存しておく(Raspbianを入れ直した時にコピーしなおせば設定が戻ってくる)

この辺のことは公式にも書いてあるので、基本的には出来たことの確認でしか無い。
HDMI Interface 5 Inch 800x480 TFT Display - Elecrow

使ってみてどうだった?

  • モニタを専有しなくて良い

いままでHDMIのモニタ1枚分がなくなっていたのが、専有せずに使える。便利!

  • 電源が一箇所ですむ

割とどこでも置ける。便利!

ブラウジング普通にできる。あとボタンを大きめにすれば手でもぜんぜん使える。

  • 傾けると暗い

全く見えない。上下左右どっちも無理。

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