つまりなにしたの?
アーロンチェアを購入して、自宅に導入した。
なんでアーロンチェアか?
実はアーロンチェアを使うのは初めてではない。
自分が所属していた研究室は学生の椅子が一部アーロンチェアで年功序列的に座れる機会が訪れたため、
自分は修士に入ってからアーロンチェアで過ごしていた。
また、自分はもともと結構猫背でこのままデスクワークの仕事を続けていたらいつか腰をやってしまう気がしていた。
旧態依然とした会社はまあ無理としても、せめて家だけでも快適な作業環境を手に入れようと考えた。
アーロンチェアを家で使い始めるまでの流れ
- お金を貯める
- 試しに座りに行く
- 発注する
- 配送を受け取る
- 体に合わせて調節する
の5ステップで実現できる。
お金を貯める
僕にとっての最難関であり、お金持ちにとってはなんの障壁にもならないところ。
そこそこ、ちゃんとした椅子を購入して10年くらい使おうという思いで
食費や交際費を少しずつ削って、
月に5万円ずつ貯金をして、
それを旅行で使い果たして、
仕方ないのでボーナス使って買いました。
今回ターゲットにしていたのはアーロンチェアリマスタードというちょっと新しいバージョンの
アーロンチェアでだいたい20万円〜くらいする。
試しに座りに行く
Herman Miller Store Tokyo | ハーマンミラーストア
お金はたまったので次はサイズを選ぶ。
アーロンチェアリマスタードは大きく3つのサイズに分かれていて、
それぞれ
A(小) 145~165センチ(女性・未成年) 体重55キロ未満
B(中) 160~185センチ(普通の男性) 体重50~80キロ前後
C(大) 180~200センチ(大柄な男性) 体重75キロ以上
らしい。
僕は身長が低く足が短いので、AかBのどちらに入るのかわからなかった。
ちなみに、体重はBレンジに入っている。
店員さんはかなり親身に相談に乗ってくれて、なんなら使い方のヒアリングからアーロンチェア以外の選択肢も紹介してくれた。
最終的には足の長さでAに落ち着いた。中古でよく出回っているのはBサイズらしいのでちゃんと座りに行ってよかった。
発注する
その場で色やアームレストの素材を選んで発注した。
デザイナーではないし自宅のデスク周りの家具は割と黒が多かったので、一番安い構成にすることができた。
白にするととても高くなるが、それはそれでかっこいい。
次に発送日を2ヶ月後をめどに選んで、1ヶ月後の引き落としにビクビクして、その後はワクワクしながら待つ。
このとき、古い椅子を引き取ってもらえたりするので、処分しなきゃいけない椅子がある場合はここで依頼しておく。
配送を受け取る
結構大きいサイズのダンボールで送られてくる。
ただ、一般的なマンションのドアの幅90cm以下っぽいので普通に入れてくれる。
部屋に運び込んだらダンボールは引き取ってもらえるので引き取ってもらおう。
その場で開けてもらってわかるが、すぐに使える状態で入っている。
IKEAのように簡単な組み立てはないので安心。
体に合わせて調節する
ここが使い始めるにあたって一番大事かも知れない。
主に座面の高さとアームレストの高さを調節する。
座面の高さは、深く腰掛けた状態で椅子の高さは床に足をつけて膝が直角になるくらい
アームレストの高さは、机のキーボードを打つときに肘が直角になるくらい
お気づきかもしれないが、ここでサイズが合わないと机の高さ調節か足置きのようなものが必要になる。
自分の場合は机の高さを調節できたので、このタイミングで調節した。
使ってみてどうか
確かに腕の疲れと目の疲れが減った。
腰については座っている時は楽だけど、継続的な苦痛とかはもともとなかったので、その点だけ。
リクライニングでリラックスは電話するときくらいで、長時間ぼんやりするには首が心もとない(ヘドレストがないため)
会社の椅子への不満が増したり、「せっかくいい椅子があるのに」とカフェに行って作業するのがもったいなくなったため食費が浮いた。
あと、コレはリマスタード以降の機能らしいけど、通常姿勢よりも更に前傾した状態でも腰を支えるモードがある。
これを使うと、はんだ付けやペーパーワークが捗ることもわかった。
総じて、早く買っておけばよかった。
みなさんも長く使うものはいいものを使うといいと思います。